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連投すみません。
こちらも長くなりますが一先ず、

深海アナザー殿堂入りありがとうございました!!!


今でも我ながら実感が湧きません。
10万という桁の大きさに、まだ妄想の中にでもいるんじゃないかという気さえします。

tabooの記事にもちらっと書いた動画はこちらの事でした。
では、時系列に沿って書いていこうと思いますので少々長くなりますがお付き合い下さい。


始まりは、8月2日、私が仕事終わりで実家に帰省する電車の中でした。
いつもと変わらずついったのTLを見ていた私に、フォローの後、1通のリプライが来ました。
4連Pと仰るその方は、イラストの依頼についてpixivの方にメールをして戴いたようで、それをお知らせ下さったようでした。
pixivをスマホから見た事がなかった私は内容も分からないまま、今から帰省する為3,4日は確認出来ない事をお伝えすると、お盆くらいを予定しているので大丈夫と言って下さいました。
内容が、一枚絵、深海少女のアナザーカバーという事でしたが、その時4連Pさんのアイコンが殿で名前の後に「がくぽ誕遅刻」と書かれていたので勝手に「殿カバーかああ…髪の毛描くの楽しそう」とか思っていました。

今もそうですが、動画作りは知り合いを除きKAITO曲のみと決めていたのでこの時は一枚絵だけを描く気満々でした。
2週間後にはインテも控えていましたし、それまでに描ききれば締切のお盆にも間に合うし自分も余裕だろうと思っていたのです。
予定を1日早く切り上げ、5日の夜に帰宅した私は戴いたメッセを見て驚きました。
殿カバーだと思っていたのがKAITOカバーで、しかも見本にと言われて拝見したクオ君版はマイリス500近い動画だったのです。
クオミクも好きな私は歌詞の素敵さと曲の素晴らしさに普通にクオミクで手描きPV作りたいと思いました。
そしてふと、これがKAITOカバーになるという事はミクさんも歌うし、ミクさんも描いていいという事か、ていうかカイミクじゃねーの何これ超動画作りたい!と思い立ったのです。
ぶっちゃけ気づくの遅いです。

ドキドキしながら4連Pさんに動画も作りたいなあ…とちょっと遠慮がちにお願いしたらtabooの動画を見て戴いたようでいいよーちょっとくらい投稿予定も伸ばすよー(実際にはこんな軽くはありません)と言って戴けたので、8月6日、動画も作らせて戴く事になりました。

一先ず音源をクオ君版mp3をにこさうんどでDLしてwavに変換してAviたんにぶっこみ、イラスト描く→動かす→足りない素材を描く→動かすを繰り返し、1週間で1番が終わったところまで作りました。
この時期の太陽さんの頑張りが半端なくて、部屋に卓上扇風機しかないえすおー宅は夜とはいえまともに睡眠もとれない気温が続いていた為に作業が全然できていませんでした。
インテ用に描かなければいけなかったポスカ用のイラストもちょっとずつしか描けないほどに(結局これは間に合わなかったんですが)

8月21日、どうにかこうにか2番手前までを作り上げ、書き出しして確認して戴こうとしたら容量大きすぎて今までやってきた方法では書き出しができないとAviたんに言われました。
仕方なく色々犠牲にしてお渡ししましたが、この時私はMP4出力のプラグインはやはり必要だと再確認しました。
4連PさんからOKとKAITO版音源を戴き、耳が幸せでやる気も出ました。

8月23日、お待たせしてるのに申し訳ないと思いつつも23絵を描き下ろして投稿。
4連Pさんからもお気に入りされて「うおおおおおああああごめんなさいいいいいいすぐ作業しますうううううううう」となりました。
でも久しぶりにモジュール充出来ていい息抜きになりました。

1番は比較的歌詞に沿って、現実世界から「海」に入るまでを描写すればよかったのですが、2番からはひたすらミクさんを追いかけるシーンだったので若干行き詰っていました。
そこで、大半の方が「!!??」と思われたであろう絵とショタかいとさんに行きつきました。
あまり多くを語ると原曲との解釈の相違や異論も出てきてしまうと思うので控えさせて戴きますが、個人的に「かいとさんとミクさんが一度会っている」という前提が欲しかったのです。
いきなり海に飛び込んできて一緒に外出ようよ!って言われてもぶっちゃけ不審者ですし、海中に見えた人影に恋する方もどうかしている、と一連の流れを思うと必要な事でした。
それと、「暗闇の中光る君のナミダ」が海中ではどう考えても難しかった(というか別に描いてもよかったけど絶対コメントで突っ込み入ると思った)ので絵のミクさんの目元をちょっとだけ光らせています。
あとすごくコメントで突っ込まれてる「伸ばす手は空気ばかりつかむ」の部分はちゃんと意訳すれば下から浮かんでくる泡を掴む、と解釈出来るのでもう少し考えてコメントして戴きたかったな…と思います。
私がきちんと泡を掴む手元を描くカットを描写していればよかったのですが、ちょっと時間的に厳しかったのも要因ではありますが。

8月25日、そんな事してる場合じゃない!と思いつつもComiConにサークル参加してきました。
12月は申し込まなかったのでComiConはこれでラスト参加となりました。
最後にファミマカイレンしてきて、一眼さんももう使う機会ないと思うと勿体ないです…
この日もイベント行きたくない病発症してました(笑)

8月27日、待ちに待ったファミマキャンペーンが開始して、お前それどころじゃないだろって感じですが近所で回れるファミマ全部回ってきました。
カレーパン美味しくて2回買ってしまった…

8月31日、2番サビまで終わったところで2回目のお渡し。
リテイク音源をwavで戴き、更に耳が幸せに。
前半でかなりイラストを使いまわしていたので、後半は盛り上がる部分だし出来るだけ描こうと決意。
ラスサビの演出は当初から考えていたので二人が顔付き合わせているところはすぐ取り掛かれたんですが「かいとさんwwwww顔wwwwちけえよwwwww」と何故か爆笑しながら描いていました。
ハッピーエンドは好きだけどシリアスにラブラブな絵描くの苦手な人なのでその後のかいとさんのアップも「何wwwwこの顔wwww」と爆笑してました。
あとパーティクルさんが拡張編集のバージョンが変わったからなのかカラーで描いても単色出力になってしまうようで前までと勝手が違って泡に散々振り回されていました。

そしてこの頃動画編集中に突然PCが何の前触れもなく再起動するという事が起き、私は頭が真っ白になりました。
数時間分の作業を保存していなかったのでもう何かもう死ぬかと思いました。
再起動して恐る恐るAviUtlを開くとさっきまでやっていたところがちゃんと保存されて開けて、本気で泣くかと思いました。
何しろ泡と格闘した後だったので。

そしてそのすぐ後、イラストサイズ5000×3000の画像を突っ込んで最大サイズを5000に変えたらAviたんがストライキを起こしました。
拡張編集のバージョンを一つ前に戻してみたり、4000にしてもダメでした。
仕方なくイラスト自体を3000にリサイズし、最大サイズを3000に戻したら無事使えるようになりましたが。
こちらも泣くかと思いました。

9月3日、一先ず全体が形になったので一応「完成」ということでお渡し。
投稿をDIVA AC配信1か月記念の6日にする事になったので、もう数か所手を加えさせて戴く事に。
4連Pさんも音源の差し替えを申し出て下さって、最後まで妥協せずに調声頑張って戴きました。
ラスサビの泡と細かい欠片に発光と覆い焼きフィルタ入れたり、Cメロのかいとさんの目を閉じるシーンと、最後の二人の手を繋いでるカットはここでお時間を戴けたので追加できました。
本当は原曲のマリンスノーの演出も入れられたらよかったんですが、パーティクルであの演出は難しく、かといって何枚ものレイヤーで再現するには時間が足りませんでした。
そこは私の力不足です。

9月4日に完成音源を戴き、6日の朝に最終版を無事お渡しとなりました。
その日私は仕事でしたので、投稿された時には家にはおらず、数時間経ってから恐る恐る拝見させて戴きました。
毎回あの初めて見る時の緊張と恥ずかしさは慣れないです。



今回「アナザー」という事で歌詞や調教、絵やPV演出、原曲の解釈の違い等たくさん批判のコメントを戴きました。
1か月もの時間をかけて作ってきたものをたった数文字ではあっても否定されることはすごくこたえます。
けれどそれ以上に、作った当人達の予想をはるかに上回る反響を戴き、誰よりも二人が驚いています。
特に私は、今まで作らせて戴いた動画はとても胸を張っていい結果だったとはいえず、楽師さんにも毎回申し訳ない思いでいっぱいです。
その曲を歌うボカロの組み合わせがマイナーなのもあるとはいえ、その組み合わせの曲で他の方がPVを作られたものはずっとずっと評価されているので、どうしても私のせいだと思わざるをえなかったのです。
そんな私が今回動画を作らせて戴くにあたり、クオ君版の数字はとても大きな壁でした。
またいつもと同じ結果だったらどうしよう、と動画を作りながら何度も何度も悩みました。
私だけの事ならいいのです。
けれど、あくまで私はお手伝いで、メインは曲なのです。
それを台無しにするのだけは嫌だったのです。

だから、投稿した翌日、起きてPCを付けた私が目にした数字は、本当に夢じゃないのかと疑いました。
抜けても半年以上はかかると思っていたクオ君版のマイリスも24時間も経たずに通り越して、あっという間に見た事もない数字になっていきました。
動画を褒めて戴くコメントを見た時、本当に涙が出るほど嬉しかったです。

私の絵や動画が気に入らない方がたくさんいらっしゃるのも分かっていますし、個人の好みがあって当然だとも思います。
まして今回は原曲があり、その世界観との矛盾が生じるなら腹も立つでしょう。
この世界でこちら側にいる以上そういった言葉に晒されることにも慣れなくてはいけないのも分かっています。
けれど私はまだ全てにおいて未熟で、自分でも理解しているが故に受け流せないのです。
たかが趣味で、と軽い気持ちで吐き捨てられるのかもしれませんが、それでもそういった一言一言に一喜一憂しながら、私達は作品を作っているのです。

ほとんどプロのような方がうじゃうじゃいるこの世界で、私の作ったものはひどく拙く、今回のような評価を得た事が気に食わない方もいらっしゃるでしょう。
けれどそれは私一人の力ではなく、4連Pさんの素晴らしい歌詞と調声があってこそで、そこにたくさんの方が共感されたからだと思っています。
運がよかったとも思っています。

ただただ今は、ご視聴戴いた皆様、コメント戴いた皆様、マイリスして戴いた皆様に感謝するばかりです。
戴いたお言葉全てを受け止め、これに驕ることなく、また次の動画を作っていきます。


本当に長くなりましたが、素晴らしい原曲を書かれたゆうゆ様、こんな機会を与えて下さった4連P様、そして動画を見て下さった皆様、本当にありがとうございました。

年内にもう一つ動画を作らせて戴く予定ですので、また機会がありましたらご覧戴けましたら幸いです。
では。


so*

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